体系
インド占星術
ヴェーダ占星術とも呼ばれます。西洋占星術との最も大きな違いは、太陽ではなく月を軸にすることです。
この体系のツール
この体系の読み方
西洋占星術は太陽がどの星座にあるかを問いますが、インド占星術はまず月を見ます。月は速く進み、二十七日あまりで黄道を一周します。ですからこの体系は黄道を二十七に分け、二十七宿(ナクシャトラ)と呼びます。一つが13度20分です。月宿が決めるのは感情の下地——何が不安をもたらし、落ち着いたときはどんな様子になるかです。
二つめの違いは時間です。インド占星術は一生を百二十年で九つの運期に分けます(ヴィムショッタリー)。それぞれの運期を異なる星が司るため、同じ盤でも読む年齢によって重点が変わります。
三つめの違いは、算出がとても厳密なことです。相性診断の8項目は双方の月宿と月の星座だけを見るため、同じ生年月日を入れれば出てくる点数は必ず同じです。多くのツールが出生時刻を尋ねないのもこのためです:月は一日でわずかしか動きません。
よくある質問
インド占星術と西洋占星術はどちらが当たりますか。
二つは同じものを算出していないので、同じ尺で比べられません。西洋占星術は太陽を軸に「どうなりたいか」を語り、インド占星術は月を軸に「実際どう反応するか」を語ります。同じ人の記述が両方で成り立つこともあります。指しているのが同じ層ではないからです。
出生時刻が分からなくても算出できますか。
多くのツールはできます。相性診断は月だけを見るため、時刻を入れても入れなくても結果は変わりません。完全な出生盤だけは時刻が必要です——アセンダントは平均して約2時間で切り替わるためです。
二十七宿と十二星座はどう対応しますか。
一宿は13度20分、一星座は30度ですから、一つの星座に二宿あまりが入ります。星座をまたぐ宿もあります——たとえば第三宿の昴宿は、牡羊座の終わりと牡牛座のはじめにまたがります。